震災復興本部員会議

 5月21日の本部員会議の概要について。
 いつものように、本部員会議を傍聴しました。
 会議に先立ち、永年勤務職員の表彰伝達があり、職員15名が市長会からの表彰を受けましたる半数は幼稚園・保育所の先生方でしたが長い間ご苦労様でした。今後も更に経験をフルに生かし、職務に精励してもらいたいと思います。

 会議は、いつもの通り、市長のはなしからはじまりました。
①広域議会の概要について
 瓦礫処理については、石巻圏域のゴミ処理は6月から開始され、700t/月の予定で25年12月まで行われる。東松島市の分については、約34000tが予定されているが全て県の処理場で焼却することになる。
 (↓鉄分、木材、土に分別する機材)

大田区日本工学院からの寄付について
 先日大田区に於いて「絆音楽祭」が行われたがね大曲浜の実情を受け近々日本工学院から浜にたいし、船1隻の寄贈をしたいとのお話があった。
 次に各種報告があったが
①行方不明者は、43人(昨日までに新たに2名DNA鑑定により確認された)
 5月21日以降かつぎがうらの海水の排水が始まる。これに伴い行方不明者の捜索も行う。
②大曲浜、浜市等の防潮林の伐採も始まるがこの時同時に行方不明者の捜索も行う。

  (↓浜の防風林の現状)

佐世保市との調整により、慰霊碑建立の話があり今回同市の石材組合からのご厚意により、石材が届けられ尾形石材に一次保管される。
④身元不明者(大塩)は、16体
⑤災害ゴミの量は、現在再調査しているが、県が調査した当初の量約156万トンより少なくなる見込み。県の焼却場での焼却は、約34000トンとしているがこれは当市の全体の3%程度と見込まれ、その他は、全てリサイクルする。
 (↓脱塩処理されたヘドロ)