議員説明会

 5月16日、議員説明会が市長からありました。
 説明案件は、「市災害公営住宅入居優先方針」「市独自再建支援」の2件及び12日阿部総理来市時の状況についてでした。
●市災害公営住宅入居優先方針
 独立世帯が生じないように地域のとのつながりを尊重し、団地内では年齢層などが多様化するよう「優先入居」「優先順位枠」をもうけて配慮する。
 「居住地優先順位」は
 ①被災時に市内に居住しており、現在市内及び市外に居住している。
 ②被災時市外に居住しており、現在市内に居住している。
 ③被災時市外に居住しており、現在も市外に居住している。
 議員からは、意向調査の結果反映状況、広報の充実などについて質問があり、今後も十分な検討と、選定委員会でのさらなる検討を要望した。
 次に小松谷地地区(イオンタウン北側:156戸、)、鳴瀬給食センター跡地区(21戸)、小野駅北地区(23戸)、赤井地区(川前二:16戸、川前四番:38戸)、合計254戸。 
 すべて平成26年4月入居開始予定として資料などが配布された。5月14日現在此処への入居希望者は、119戸とのこと、今後の広報及び市民説明が望まれる。
●市独自再建支援 
 年度末、津波による被災住宅再建のため国から被災3県に交付された交付金のうち、県より90億2750万円の東日本大震災復興基金交付金が割り振りされ、これに伴い、被災住宅再建支援事業が開始される。 
 今回の生活再建助成は、津波浸水地域に居住していた世帯のうち自立再建した、全壊、大規模半壊、半壊の罹災判定を受けた世帯にも支援が受けられる。
 しかし、自宅再建した大規模半壊世帯に50万円は、石巻市の100万円に比較して低いのが気にかかる。
 細部は、市報などで広報されるので注視し、不明の方は直接市役所におたずねください。
 議員からは、算出根拠、周辺自治体との情報交換、利子補給の是非、制度利用に対する広報の重要性などについて質問が出されました。