宮城県市議会議長会研修会

11月22日、14:00、第46回宮城県市議会議長会議員研修会が松島町のホテル大観荘において行いました。
 平成21年度は震災為辞退、懇意会初めての当番実施でした。
 市長などの挨拶の後、「地方議会改革・活性化について」と題して元全国都道府県議会議長会議事調査部長の野村 稔氏が講演約2時間見事に話しきりました。
内容として、①議会のあるべき姿、議会の割り当て②委員会関係の改革③議会報の改革④議員定数⑤議会事務局の強化などについてお話ししました。
 講演締めの挨拶には当番市の副議長が行うこととのこと、次ぎようにお話しし閉会しました。
「本日は、県内各地からこのように多くの議員の皆さんが参加していただきありがとうございます。
 震災の影響もさることながら、当番市と致しましてこの地松島町での開催となりましたことにご理解を戴きたいと思います。
 さて、ただいまは、野村先生から「地方議会の改革・活性化」についてご後援を戴きました。
 勿論、議会人の我々としては、これらの問題は永遠の課題であり、時代背景や多様化する住民ニーズに対応しながらあるべき姿へ日々邁進しているところであり、内容項目の一つ一つが、それぞれの市議会で参考となる事と思いますし、特色に合わせ日々の議会活動等に生かして行ければと思います。
 東日本大震災を体験した我々は、それぞれの行政事務の環境の中で全力で復旧・復興事業を加速させなければなりません。
 被災者の皆さんの新しいふるさとづくりや地域の特色あるコミュニティづくりを支援しながら、議会の進むべき方向を見いだす必要があります。それが今被災した地方議会の役目かもしれません。
 最後になりますが、今回の震災に於いて我々は、「絆」いう活動の中で国内外の多くの皆さんから機宜に応じてあらゆる支援をうけました。
 これらの事に感謝と敬意を表し、「ありがとうございました」と「ふるさと再生」をお約束し、本日の研修会を終了させていただきます。
 本日はお疲れ様でした。」