千石船の会旅行
10月2日・3日の二日間、恒例の会の旅行に参加しました。総勢14名と少ない出席でしたがいつものとおり楽しい、勉強となる旅行でした。
あさ5時40分矢本の日の出です。
1日目は、「天心記念館」「五浦美術文化研究所・六角堂」「大津港ようそろ物産館」「野口雨情記念館」「涸沼・網掛(仙台河岸)」
2日目は、「大洗磯崎神社」「西山荘」「龍神大吊橋」「袋田の滝」です。
バスの旅で疲れはしたものの、いつものとおり実のある旅行となりました。
今回の旅は、千石船の痕跡と津波被害地区の復興状況の確認です。
意気は常磐道を通りましたが相馬付近には、放射能汚染のトンパックがいたるところに積み重ねられていました。一番放射能汚染量の多いところは、5マイクロの表示がありました。
顛末に咲いて、記録したいと思います。
「天心記念館」
平成9年11月に会館、岡倉天心、横山大観、菱田春草、下村寒山、木村武山の絵画が展示されています。
この地は、天心が日本美術院を設置した地です。
「五浦美術文化研究所・六角堂」
周辺には、横山大観らの住居が点在していますが、天心が思索と読書にしたった六角堂が岩の上にあります。
この六角堂は、先の東日本大震災において、流失し24年に復元されたものです。
この地には約7.4メートルの津波が到来したようです。
「大津港ようそろ物産館」
この資料館には、5年ごと行われる御船祭りで使用される祭事船が展示されていた。御船まつりは、大津の佐波波地祇神社の例大祭です。
ここのお船歌は日和山鹿島御児神社の神輿納歌と同じ歌詞があります。この施設も大震災において4.5メートルの津波を受けています。
「野口雨情記念館」
野口雨情と交流のあった北原白秋、西条八十、石川啄木などの資料も展示されています。約2000曲もの歌を作曲し、代表作には「船頭小唄」「七つの子」「青い目の人形」などがあります。
お土産に童謡31曲の入ったCDを購入しました。
モニュメントの前を通るとシャボン玉が出てきます。
「涸沼・網掛(仙台河岸)」
この日最後の研修場所である涸沼・網掛です。
涸沼は、縄文時代海に続く入り江。江戸時代涸沼湊に陸揚げされた米は、涸沼川を上り網掛河岸に陸揚げされた。
この日訪れた酒葉邸は仙台藩の旧所在地であり、仙台河岸といわれていた。
酒葉邸を訪れ、川岸や邸の姿などを見てきました。
現在のご主人などと会話し、歴史の流れを味わってきました。
2日目は、「大洗磯崎神社」「西山荘」「龍神大吊橋」「袋田の滝」
「大洗磯崎神社」
前日到着が遅れて見学できなかった当神社を見学した。
当神社は、ホテルの目の前。朝早く目が覚めたので、いつものとおり散歩した。
神社から海岸へと約1時間見学に先立ち探索した。
当神社は、日本文徳天皇実録によると、865年に大洗磯崎仁神が降臨したとされて居る。社殿は、水戸光圀が造営。境内には、千石船が引き上げられた碇が多数保管され居る。磯崎は、船の難所と言われていた。
「西山荘」
水戸光圀が元禄4年から13年のなくなるまでの10年間、隠居生活を送った地です。
1817年に縮小再建されたが閑静なたたずまいは往時の面影を今に伝えている。
秋の紅葉の頃には、より趣が感じられると思われる。
「龍神大吊橋」
日本最大級の歩行者用吊り橋。
全長375メートル、高さ100メートル。ジャンジージャンプができる。
1回15,000円、年齢は15才以上上限無し。飛んでみたかった。
毎秒10メートルとしたら、約10秒の空中遊泳が楽しめるのかな。
「袋田の滝」
最後の研修。
日本の滝100選の第一位と言う。水戸光圀も気多という。
長さ120メートル幅73メートル、4段に流れ落ちるこの滝は久慈川支流である滝川の上流に当たる。