議場に国旗・市旗を掲揚

 令和元年9月27日、この日「東松島市議会の議場に国旗・市旗を掲揚する決議(案)」が提出され、賛成多数で可決されました。

 私が議員になって20年、やっと国旗を掲揚することができました。

 矢本町時代、東松島市議会時代と、時として発案してきましたが議論の前で打ち消され、現在に至りました。

 いいねという議員がいても、多数決となると反対する議員の顔色を見ながら反対し続けました。

 今、やっと、オリンピックや国際化時代の中で自国の国旗や、他国の国旗を敬うとの機運が芽生え、反対する議員の中でも自然の中で世界の行事の中で国旗を大切にする心が醸成されたものと思います。

 朝鮮半島情勢の中で、北朝鮮のミサイル問題や韓国の執拗な日の丸に対するバッシングや海軍旗(陸自連隊旗)はたまた、オリンピックのメタルまでにもクレームをつけるなどする態度に対する憤りのようなものがあったものと感じる。

 早ければ、12月議会から議場に国旗・市旗が掲揚されることになります。

 

議決の概要は、継ぎの通り。

 

      議場における国旗及び市旗の掲揚に関する決議


 国際社会において、日本人が諸外国の国民と交流し友好を深め、相互の文化や伝統を尊重することはもちろんのこと、国家や国民の象徴である国旗や国歌に対して敬意を表することは、国民として当然のことである。
 平成11年に「国旗及び国歌に関する法律」が制定され、日の丸(日章旗)を日本の国旗とすることについて、法律の根拠が与えられた。
 日の丸(日章旗)は、オリンピックなど大規模な国際交流の場において、 国家の象徴として、多くの人に受け入れられている。
 来年3月20日には、オリンピック聖火が東松島市に所在する松島基地に到着し、6月には、聖火が東松島市を通過する。
 これを契機に東松島市も国際交流、平和を築くための相互の文化や伝統を尊重し将来の担い手である青少年や東松島市の企業や市民が、今後 ますます国際化する世界で我が国に誇りを持ち、他国の国旗を尊重する国際感覚を養うことは極めて大切な課題であると言える。
 東日本大震災後の復旧・復興の完成とSDGsの目標達成を目指し、市民が心をひとつに更に発展して行くためにも、市旗を市民の代表で構成される市議会の議場に掲揚することが重要と考える。

 

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提出者 上田

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