9月定例議会閉会

 一週間ばかり遅れましたが定例会の事を少し。
 9月6日〜行なわれた9月定例会は、10月4日全ての審議が終了し、10月5日自然閉会した。
今回の定例会は、平成23年度の決算審査でもあり約1ヶ月の長期間となった。
一般質問は17名の議員が立ち、市長と論戦を戦わした。一般質問は、7日10日11日の3日間、その後復興まちづくり計画に係る調査特別委員会による議案審査を経て、9月14日に平成23年度決算審査特別委員会が設置され9月28日までの間決算審査が行なわれた。
決算審査特別委員会の委員長に小生、副委員長に新貝貢一議員が選出され審議した。
審査は、全会一致で全会計「認定すべきもの」として議会に報告した。
審査報告に於いては、委員長としてのまとめを審査経過として口頭で述べた。

 平成23年度一般会計及び各種特別会計決算審査の総決算額は併せて、歳入で、約701億円、歳出で約645億円であり、前年度に比較して歳入で約442億円、歳出で約396億円の増でありましした。
 大幅な増加の理由は、歳出歳入とも東日本大震災の復旧・復興関連の各種事業であり、かつ、今後、継続して事業等の進捗に影響を及ぼす繰越し明許、総額約66億円です。
 審査の過程において、その多くの事業が、現在、議会に設置されている東松島市復興まちづくり計画に関する調査特別委員会で調査し、あるいは継続して事業内容の精査が必要となる内容が含まれていることから、これらについては、この特別委員会での調査を願いたいと等委員会の中で申し添えております。今回の審査を行う上での、重要な位置を占める、成果報告書・資料等に関して、内容の不十分なもの、成果等のあり方についての記述が必ずしも現状に適していない記述となっていないと、審査の中での指摘がありました。
 審査中に各委員から、各事業及び行政水準向上策の成果についての評価は、東日本大震災の復旧・復興における初期段階の市長・職員等の対応に敬意と感謝を表するという意見がありました。しかし、政府の震災復興関連予算の交付状況を踏まえ、東松島市にとって復旧・復興の進度や被災者生活基盤確保になお一層傾注していただきたい。と