一歩前進−57(35 思 考)

 我々が行動を起こすときには、少なからず状況判断し、分析し行動するが、その多くは、自己中心的になりやすい。
勿論、個人が行うものについてはどうでも良い。しかし、ここでは、立場上議員や職員あるいは公職にあるものが問題解決するための基本的な手段としての思考の要領を記してみたい。
我々は、通常行動を起こすとき、「目的」「なすべき事の重要な事項」「どのようになすべきか」「問題の解決要領」「変化に対応する要領」等5W1Hで考え自然と頭や体が動く。
しかし、仕事がマンネリになったり目標を見失っ足りすると「何をやっているのか何が問題なのか」等つまずきととまどいを覚え思考が停止することが多い。こういうことをなくすには、物事の考え方を常日頃から演練しておくことが必要である。
電車の中、散歩の間、ねる前に・・・・
思考の要領として、
①状況判断の演練>
  問題の確認、状況分析、整理、行動方針等
②決心
  実施の決断とは
③計画の作成
  見積もり、構想・・・・・いわゆる「やり方」を考える。
④指示
  どのような指示を出すか
     ・・・・・口頭か、文書か、伝達の方法は、
⑤実行状況の確認
  指示通り実施しているかの確認、分析・評価、問題点の摘出、資料の整理、教訓の活用状況等を行う。
  仕事が終了するまでこの思考を繰り返す。