新型コロナウィールスと戦う・・・感染予防とは①

 政府は、4月8日付け緊急事態宣言を発し、東京都、大阪府、千葉、埼玉、神奈川、兵庫、福岡県の7都府県を指定した。

 これに対し、国会内では様々な議論が出されている。

 発出が遅い、休業補償は、財源は、など・・・・しかし、国民の生命を守るための議論はずいぶんと割愛されている。そもそも、一番大切なときに森・かけ、桜に思いをいたし、国会議員の保命に翻弄し、肝心の国難に気がつかないでいた。

 また、肝心の防疫や消毒に携わる職員等は無知に志としく、担当者までも対処不良により感染する始末。

 指示や命令には、権限と責任がつきまとう。

 国民は、まず言われたことを守り少なくとも身を守るための行動をしっかり行うことである。今回は、自分の命を守るため個々ができることをしっかり行うことである。

 それに基づき、起こりうるすべての事象は、行政やそれに関わるすべての皆さんがその責任と覚悟を持って活動することが必要です。

 例えば、市は、感染予防策の徹底のため、個々への対策、発生時の対処、企業や事業主への対策と保証、国・県・関係機関等との調整、市民への安心度の助長(広報・連絡・情報共有対策等)、その後などあらゆることを考えておかなくてはいけない。

 市民の安心安全の確保と継続のために議会なども考えておかなければならない。

 感染したくないだけの思いで行政関係者は、毎日を過ごしてはいけない。

 言えば大丈夫、しない方がいいがしない・感染しないになってはいけない。

 かかることを前提に動くべきです。

 宮城県もベット数は満杯です。早急の対策が必要になっています。

 個人と企業主等、そして国県市町村の首長は、個人の生命財産を守るためのあらゆる措置を講ずるよう期待したい。

 

 こんな情報が入りました。(東京のある日赤勤務関係者から)

✴️日赤医療センタードクターから

★新型コロナウィルスは、感染されても何日も症状が出ない場合があります。

 では、自身が感染されたかどうか、どう分かるのでしょう。

 咳と熱の症状が出て、病院に行った時は大体50%は肺が繊維化されていると考えられます。即ち、症状が出て受診すると遅れるケースが多いのです。

 今、東京の日赤総合病院で働いていますが、この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。
 私の病院のコロナ病床は満床になりました。重症者もいます。
 現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。
 正直、報道よりも一般のみなさんが思っているよりも、現実は非常に厳しいです。
 近い将来、本来助けられるはずの命が助けられなくなる事態になりそうだと感じています。
 今まで、どんな人でも少しでも生きたいという思いがあるのなら、全力で命を助ける医療をやってきました。
 でも、このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する医療」にシフトしなければならなくなります。
 本当に悲しい。

 だから、外出を控えてください、人と会わないでください。
 感染を食い止める方法はこれしかありません。
 生きていくための最低限の外出だけにしてください。
 時間がもうありません。